裏の家の解体工事
今朝は8時前からドカドカ工事が始まって、地震のように家が揺れて、おちおち寝てもいられない。
先週から裏の家の解体工事が始まったのだ。元の所有者だったTさんがついに売ったようだ。Tさんはこの住宅地の建売を同時期に買った人で、娘は私と同学年だった。10年ほど住んで東京に引っ越し、後はずっと貸家にしていた。もう戻る気はないのは分かっていたから、ついに来る日が来たかという感じだ。
作業前の下見。何度も何度もドアバン工作がしつこかった。
現在はすっかり跡形もなく。一つの時代が終わったような虚無感に襲われた。
Tさんの家も最初の頃は普通の転勤族のような家族が住んでいたが、ある時に見るからにやくざの風貌の家族が1年ほど住み、最後はS価系工作員と思われるM杉が2010年頃~2013年まで住んだ。
最初のやくざ風家族を、うちでは密かに「やっちゃん」と呼んでいた。越してきてまず挨拶にも来なかった。2週間ほどしてから叔母と名乗る人物がすまなそうに挨拶に来たが、本当に叔母だったのかどうかも怪しい。
やっちゃんの家では子供が2階の窓から立ち小便をしたり、ゴミを窓から下に放り投げたり、おまけに庭の一角にブロックで囲いを作って、そこで火を燃やしていた。こんなところで火事になったらどうするのだろう。
やっちゃんは流行りのレトリバーを飼い始めて、オヤジが「ゴルァァァ、リュウ!」と巻き舌で犬に叱っていた。犬の名前までそれっぽい。ある日家の前に大きな犬の糞がしてあったが、絶対にリュウのものだと思った。今思えば、全部嫌がらせだったのかも知れない。
やっちゃんは1年で、来た時同様無言でいなくなり、その後誰か住んでいた気がするが、私は東京で一人暮らしをしていたのでよく覚えていない。
M杉は2010年頃にやって来た。父に聞くと挨拶もそこそこで「薬剤を撒くかもしれない」ということだけ言っていたそうだ。あまりこちらと接触したがらないようだった。
越してすぐM杉の家に侵入者があったのか、何故かうちにセコムがやって来た。警報が鳴ったが本人は不在で、これこれこういう人物が住んでいる、とうちにM杉の名刺を置いていった。それで裏の家がM杉という名で一級建築士という肩書があることを知った。これも今考えると変な話だ。全部小芝居だったのだろうか。セコムもS価系か?
M杉が来てすぐ電動工具の音が聞こえてきたので、この家を買って、自分で家の中を手直ししているのかと思った。でも結局貸家だったのだから、たぶん音鳴らしが目的だったのだろう。
M杉は草刈機まで持っていて、うちと同様、結構草ぼうぼうにしていたのだが、相当伸びたところでガガガーッと爆音立てて刈り始める。工具類をやたら持っている。リフォーム屋なのかな。集ストにありがちな。
この家からは「あーはっはっはっ」という奥さんの高笑いがよく聞こえてきた。それがあまりにも馬鹿笑いで、午前中から奥さん同士が集まって、そんなに楽しい話でもあるのかと、いつも不思議に思っていた。
時に、なんとなく自分のことを言われているような気がしたことがある。たぶん自分の行動と笑いのタイミングが一致していたせいではないかな。そして、それはその通りだったのだろう。
2011年原発事故の後、私は放射能のことで頭が一杯だった。恐らくそれを知っていたM杉は、草を刈って積み藁のようにこんもりと、うちの窓の前に積み上げた。それを見て私は嫌がらせ臭いと思ったし、枯れ草の下に放射能が溜まっていそうで嫌だった。それで写メを撮って当時書いていた日記に載せてしまった。
(S価の操り犯は最初、私が狙われた理由を最初を「この人(M)とこの人(K)を怒らせたからだ」と言っていたが、それでMもS価だというのが分かった。写メ撮って日記に書いたことで猫を殺すことにしたのではないかと思う。ただし、日記に書いたことに向こうが気付いたのは最初から盗撮して覗き見していたからであり、そこが全く納得行かない点だ。私が何をしようと最終的には攻撃される運命になっていたのだ。)
刈った草やゴミをうちの窓の前にだけ集めて積んでおく。表からは綺麗な部分しか見えない
この後、猫が毒ガス攻撃を受け大変なことになったが、当時は隣で除草剤でも撒いたんじゃないか?と疑った。そうしたら、ある日庭にサンフーロンという除草剤のタンクが置かれていた。もちろん、あちらは全部知っていてわざと当て付けで仄めかしたわけだが、私が知る由も無かった。
ちなみに、当時サンフーロンについて、つくば中毒センターに問い合わせをしている。センターが言うには、「揮発性のあるものではないので換気口から入ることは考えにくい」との回答だった。ただし、「そういう物を撒くようなら、他の揮発成分の物を撒いた可能性はありますね」と言っていた。
そして、たぶん後者が正解なのかな?今となっては分からないよ。今最も気掛かりなのは、更地になった後に何が建ってどんな人間が来るかだ。またS会員が一軒家で住むかアパートが建って工作員だらけになるか、どっちかだ。憂鬱だな。
最後のおまけは、あおべえの最後の自発的なお食事風景です。猫たちはみんな虹の橋で待っています。
寝たきりの老猫が食べることを思い出す